県民の皆さまへ

愛知県医師会について

会長挨拶

愛知県医師会の柵木充明です。

 愛知県医師会は1947年11月の設立から、医道の高揚、医学及び医術の発達並びに公衆衛生の向上を図り、社会福祉を増進することを目的とする公益社団法人で、医師の生涯教育に関する事項、地域医療の推進発展に関する事項、地域保健の向上に関する事項及び医療安全対策の推進に関する事項など、さまざまな事業を行っております。会員数10,867名(2023年10月31日現在)で、日本医師会及び県内43の郡市区医師会、4つの大学医師会との連携を図りながら、県民の皆様が安心・安全に医療を受けられる取り組みを行っております。

 名古屋栄の中心にある愛知県医師会館は、1981年に竣工して以来42年が経過して、建物の老朽化が進んでおりました。かねてから、今後の会館のあり方について検討を重ねて参りましたところ、このたび、現有地において建替えることといたしました。今年11月からは、港区にある旧名古屋市医師会看護専門学校を仮事務所として拠点を構え、新会館が竣工されるまでの約3年間、ここで愛知県医師会の会務を遂行してまいります。何かとご不便をおかけいたしますが、何卒ご容赦賜りますようお願い申し上げます。

 そして、世界中を席巻した新型コロナウイルス感染症は、5月8日から感染症法上の位置付けが5類に引き下げられました。愛知県医師会は、これまでに培った感染予防対策などの経験を無駄にすることなく、引き続き、日本医師会・県下医師会及び行政・関係団体と連携して、医療提供体制の確保・充実に努めて参ります。

 また、人生100年時代を見据えて、子供から子育て世代、お年寄りまで全ての方が安心できる、全世代型社会保障の構築が進められております。本格的な少子高齢化・人口減少時代を迎えようとしているこの歴史的転換期においても、国民皆保険を守り、医療提供体制を盤石なものとするため、様々な施策を発信して参る所存です。

 愛知県医師会はこれからも「県民の皆様の健康と生命を守る」ことを最優先に、誰からも信頼される医師会となるよう、役職員一同、邁進してまいります。

 どうぞご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

2023年11月

 

                                   公益社団法人愛知県医師会                         

                                       会長 柵木 充明

 

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