会長挨拶
愛知県医師会ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
愛知県医師会の柵木充明です。
このたび、6月11日の第192回(定例)代議員会で会長に選定され、6期目の運営を担うこととなりました。
愛知県医師会は1947年11月の設立から、医道の高揚、医学及び医術の発達並びに公衆衛生の向上を図り、社会福祉を増進することを目的とする公益社団法人で、医師の生涯教育に関する事項、地域医療の推進発展に関する事項、地域保健の向上に関する事項及び医療安全対策の推進に関する事項など、さまざまな事業を行っております。会員数10,645名(2023年2月1日現在)で、日本医師会及び県内43の郡市区医師会、4つの大学医師会との連携を図りながら、県民の皆様が安心・安全に医療を受けられる取り組みを行っております。
名古屋市中区の栄にある愛知県医師会館は、1981年に竣工して以来40年以上を経過し、建物の老朽化が進んでおります。かねてから、今後の会館のあり方について検討を重ねて参りましたが、このたび、現有地において建替えることを決定いたしました。今年の暮れには、仮事務所へ拠点を移す計画をしております。役職員一丸となり、会館機能の充実などを検討してまいります。
世界中を席巻した新型コロナウイルス感染症は、ようやく感染症法上の位置付けを2類相当から5類に引き下げられることとなりました。今後は、ウィズコロナの取り組みをさらに進め、平時の日本を取り戻すためにも、引き続き、医療体制の確保・充実に全力で当たることが医師会としての使命であると考えております。
また、我が国では、人生100年時代を見据えて、子供から子育て世代、お年寄りまで全ての方が安心できる、全世代型社会保障の構築が進められております。本格的な少子高齢化・人口減少時代を迎えようとしているこの歴史的転換期においても、国民皆保険を守り、医療提供体制を盤石なものとするための様々な施策を発信して参りたいと考えております。
これまで以上に、行政及び関係団体との連携を図りながら、県民の皆様方のご期待に添えるよう、役職員一同、邁進してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
2023年2月
公益社団法人愛知県医師会
会長 柵木 充明