県民の皆さまへ

愛知県医師会について

会長挨拶

愛知県医師会ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

愛知県医師会は昭和22年11月の設立から、医道の高揚、医学及び医術の発達並びに公衆衛生の向上を図り、もって社会福祉の増進に寄与することを目的に活動しております。

昨年より続く新型コロナウイルス感染症の猛威は、今年の7月より始まった第5波の感染拡大により、国内で過去最大の流行となり、今年8月27日には、愛知県の新規感染者も過去最多の2,346名を記録いたしました。医療を始め、経済、外交などに影響を及ぼしている現状でありますが、新型コロナワクチン接種の効果と、県民一人ひとりの人流抑制や感染予防対策へのご協力もあり、第5波は収束してまいりました。

 また、ワクチン接種も進んでおりますが、ワクチンの効果は、重症化は防ぐことはできても、感染を100%防ぐことは難しく、ワクチン接種を2回終えたとしても、ブレークスルー感染が報告されており、今後も油断はできず、第6波の感染拡大が危惧されております。

 一方、新型コロナウイルスに対する治療法も確実に進歩しており、重症化予防のための抗体カクテル療法も行われるようになり、経口薬の開発も実用化の段階まで来ております。

 しかしながら、実用化までには時間を要することや、冬にかけての季節性インフルエンザの流行も懸念されるので、これまでと同様に県民の皆様一人ひとりの感染予防対策は大切であると考えます。県民の皆様方の行動一つひとつが感染拡大を防ぐこととなり、治療や手術が必要な患者の受入れを制限することなく、医療本来の機能を果たすことができます。

 愛知県医師会といたしましても、県民の皆様方にスムーズな医療情報の提供を行うとともに治療を必要とする患者が必要な時に治療が受けられ、12月より開始が予定されている、第3回目ワクチン接種についても円滑に進むよう、愛知県や関係団体とも連携を密にして体制構築に努めてまいります。

 また、少子高齢化が進行する中、令和7年(2025年)にはいわゆる団塊の世代の方々が後期高齢者となり、本格的な少子高齢化社会が目前に控えている状況です。医療・介護の分野におきましても、これまでの「病院完結型の医療」から住み慣れた地域で医療や福祉サービスが受けられる「地域完結型の医療」への転換が早急に求められています。医療や介護を必要とする高齢者が増加する中、地域と患者のニーズに見合った医療、在宅医療、訪問医療等が必要であると考えられます。今後は、地域にあるそれぞれの医療機関が、それぞれの特徴を活かし、役割を分担して治療を行い、患者さんとの生活と健康を長期にわたって支えていく体制が必要であると考えます。

 今後もこれまで以上に、患者に寄り添う医療を目指し、新型コロナ対策を始め、満足度の高い良質な医療提供体制を維持していき、住み慣れた地域で医療や福祉サービスがスムーズに受けられるよう行政及び関係団体との連携を図りながら、県民の皆様方のご期待に添えるよう邁進してまいります。

 何卒、ご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 

令和3年10月

 

                                   公益社団法人愛知県医師会                         

                                       会長 柵木 充明

 

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